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内耳炎

概要

内耳炎は内耳の障害です。 内耳にある2つの前庭神経は、頭部の動きに関する情報を脳に送ります。 これらの神経のいずれかに炎症が起こると、内耳炎と呼ばれる病気になります。

症状としては、フラフラ感、目まい、吐き気、聴力損失などがあります。 目まい(動いていないときに身体が動いている感覚)は、運転、仕事、その他の活動を妨げます。 薬やセルフヘルプ技術で、目まいの程度を軽減することができます。

感染症やウイルスなど、この障害にはいくつかの原因があります。 耳の感染はすぐに治療することが大切ですが、内耳炎を予防する方法は知られていません。

治療は通常、薬を用いて症状を管理することに集中します。 ほとんどの人は、2週間以内に症状が改善し、1~2か月で完全に回復します。

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症状

症状

内耳炎の症状はすばやく始まり、数日間はかなり激しくなります。 普通は、それ以降症状は弱まりますが、頭を突然動かすと症状が現れる状態が続きます。 この状態では、通常痛みはありません。

症状には次のようなものがあります:

  • フラフラ感
  • 目まい
  • 平衡感覚の喪失
  • 吐き気と嘔吐
  • 耳鳴り(耳の中でキーン、ブーンという音がする)
  • 片耳での高周波帯域の聴力損失
  • 目の焦点を合わせることが困難

非常にまれですが、合併症として聴力が失われ、取り戻すことができないこともあります。

原因

原因

内耳炎は、どの年齢の人にも起こる可能性があり、 次のような、さまざまな原因で起こります:

  • 呼吸器疾患(気管支炎など)
  • 内耳のウイルス
  • ウイルス性胃腸炎
  • ヘルペス・ウイルス
  • 細菌感染(細菌性中耳炎を含む)
  • 感染性微生物(ライム病を起すようなもの)

次のような場合、内耳炎を起すリスクが高くなります:

  • 喫煙している
  • 大量に飲酒する
  • アレルギーの病歴がある
  • 疲労が続く
  • 極度なストレスを感じている
  • 何らかの処方薬や市販薬(特にアスピリン)を服用している
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助けを求めること

助けを求めること

内耳炎の症状がある場合、医師に受診し、原因を突き止めてください。

症状として、失神、けいれん、言葉がはっきりしない、発熱、脱力感、まひ状態、複視などが見られる場合、さらに深刻な疾患の兆候という可能性があります。 これは救急の状態と見なし、直ちに治療を受けることが必要です。

診断

診断

内耳炎は医師の診察で診断できます。 場合によっては耳の検査でははっきりしないため、神経学的検査も含めた詳しい診察を行ないます。

内耳炎の症状は他の疾患の症状に似ているため、医師は検査で 次のような疾患を除外することもあります:

  • メニエール症候群(別の内耳障害)
  • 片頭痛
  • 軽い脳卒中
  • 脳内出血(脳の中での出血)
  • 頸動脈の損傷
  • 進行中の感染症
  • 良性発作性頭位目まい症(内耳/目まいの障害)
  • 脳腫瘍

このような疾患を調べる検査には次のようなものがあります:

  • 聴力テスト
  • 頭部のCTスキャンまたはMRIスキャンによる頭部構造の画像化
  • EEG (脳波検査)
  • ENG (電気眼振図検査)
  • 血液検査
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治療

治療

症状は、次のような薬で緩和することもあります:

  • クラリネックス(処方薬)やアレグラ、ベナドリル、クラリチン(市販薬)などの抗ヒスタミン剤
  • アンティバートなど、フラフラ感や吐き気を抑える薬
  • ジアゼパムのような鎮痛剤
  • プレドニゾンのようなコルチコステロイド剤

進行中の感染症がある場合、医師はおそらく抗生物質を処方するでしょう。

薬による治療のほかに、目まいを緩和する方法がいくつかあります。

  • すばやく体勢を変えたり、突然動かない
  • 目まい発作が起こったときには、静かに座ったままにする
  • 寝転んだ位置または座った位置からは、ゆっくり立ち上がる
  • 目まいの発作が起こったときは、テレビ、コンピューター画面、まぶしい光や点滅する光を避ける
  • 横になっている時に目まいが起こったときは、背中を真っ直ぐにして椅子に座り、頭を動かさないようにする。 照明は真っ暗にしたり明るいよりも、薄暗いのがいいようです。

それでも目まいが長く続く場合は、身体のバランスを改善する方法を理学療法士や作業療法士が教えてくれます。

注: 目まいがする間は、車その他の機械を安全に運転することができなくなります。 再び運転できるようになるまで、それに代わる何らかの対策を講じてください。

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今後の見通し

今後の見通し

ほとんどの場合、症状は1~3週間以内に解消し、数か月で完全に回復するでしょう。 それまでの間、目まいや嘔吐のような症状のため、仕事、運転、スポーツ活動にフルに参加できないでしょう。 回復するにしたがって、このような活動に徐々に慣れるようにしてください。

何か月か経っても症状が緩和せず、まだ他の疾患を除外する検査を行っていないなら、それをすることになるでしょう。

ほとんどの患者では、内耳炎が1回以上発症することはなく、 慢性の病状になることは、ほとんどありません。

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